• 日田モノづくり教室は
    2023年に開設されました。
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教室で意識している「授業の見通し」

前回、子どもの作業のモチベーションを高めるためには、事前の計画が大切だという話をしました。
では、実際の授業が始まったら、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

まず大切なのは、作業を細かく説明する前に、「今日は大きく分けてこの3つをやります」といったように、全体の流れをざっくりと示すことだと思います。
細かな手順が分からなくても、完成までの道筋が見えているだけで、心理的な負担はかなり軽くなります。

スポーツでは、同じフォームや基本動作、練習メニューを繰り返すことが多いですよね。
一方で、ものづくりの活動は、毎回つくる物や材料、手順が変わりやすく、生徒にとっては常に初めての課題に近い状態になりがちです。
その分、先が見えない不安や疲労感が生じやすいのも、ある意味自然なことなのかもしれません。

だからこそ、授業の冒頭で全体像を示し、「今日はこの流れで進む」という見通しを共有することが、集中力や意欲を支える一つの手立てになると感じています。