普段の活動の中で生徒の作りたいものを積極的に作らせているわけですが、最近、レベルの高いテーマに挑戦をする子が出てきました。
たとえば、「釣竿を作りたい!」と言った子がいました。皆さんが作るならどんな釣竿を想像しますか?
その子の言う釣竿は、伸縮式です。つまり、中が空洞のパイプ状になるということ。
しかも先に行くほど細くなるテーパ形状になっていて、5段程度に重なって伸縮するイメージです。
こんな特殊な形の棒は市販されていませんから、作るなら全部自作するしかありません。
正直かなり難しいよと伝えました。
でも、この子はこれまでにも、さまざまな工作をしてきたので、難しいこともわかっているけど今回「できるかもしれない」と思えたようです。
もちろん、子ども自身、完成までの道筋がすべて見えているわけではないので、壁にぶつかる可能性も大いにあります。しかし、それでも「できるかもしれない」と少しでも思える気持ちは、とても価値のあるものだと私は思います。
人が物事を達成できるかできないかは、気持ちひとつで大きく変わります。
はじめから「無理だ」と思い込んでしまうと、可能性があっても挑戦すらできません。
この教室に通って様々なものづくりを経験していなければ、伸縮式の釣り竿は「無理だ」と思っていたかもしれませんね。
子どもが「できるかもしれない」と思えるようになってきたことは、ものづくりにおける大きな成果の一つかなと非常にうれしい気持ちになりました。
未分類












