工作を行う際に大きく分けると二つの方向性があるように感じてきました。
一つは、工具や道具の使い方を習得する目的で活動するもの。
二つ目は作りたいものがあってそれを完成させることを目的として活動するもの。
いずれも何らかの作品を完成させることに変わりありませんが、道具の使い方を練習する目的と、自分の思い描く作品を完成させる目的とでその意味合いが変わるかと思います。
このような分類があるということを踏まえ、今までこの教室ではどちらに寄っていたかというと、作りたいものを作るという目的になるかと思います。
その理由として、月に1回2時間という頻度では、道具の使用スキルを高めるという技能習得には、少し時間が足らないと考えていたからです。
やはり、技能というのは一朝一夕には習得が難しい部分があります。
そのため教室では、ものづくりのアイディアや知識などの部分を育てるために、作品製作に重点が置かれていました。
しかしながら、やはり製作を行う上で、道具を使いこなすということは避けては通れないようにも感じています。
道具を使いこなす技量がなければ無駄にその操作に時間をかけることになり、結果として作品完成が遠ざかるからです。
今後は道具の使い方を習得する活動もやっていく必要がありそうです。
そこで、以前お話しした基本的な工作技術(道具の取り扱い方)に重点を置いた、ものづくり名人検定が大きな役割を担うように感じます。












